家づくり①

グロウクラフトの片倉です。

これから何回かに渡って、家づくりの事を書いてみたいと思います。

今回はプロローグ的な部分になります。

昔から衣食住という言い方がありますが、それくらい住むところは、誰にでも必要不可欠なものです。

でも衣食は日々の生活で気にする事が多いですが、家について気にしたことは案外少ないのではないでしょうか?

生活必需ではありますが、大きな枠となってしまっている為に、あまり気にされない存在となってしまっているのです。

そして、それくらい家はあたり前に存在しているものなのです。

よく、人生の中で生涯最大の事業と言われている、”家づくり”。

その生涯で最大の事業の家づくりなのにも関わらず、家のことはよくわからないからと専門家に任せきりという方が非常に多いように感じます。

また、ご自身で家づくりの勉強をされている方もたまに見受けられるようになってきましたが、様々な情報が手に入りやすい昨今、逆に情報が多過ぎる事で何が良いのか判断が付けにくい状態になってしまっているようにも思います。

その結果、どうしたら良いのかわからないドツボにはまってしまうという事に。

そうなると専門家の専門知識やノウハウを当てにする流れとなりますが、

工務店や設計事務所などは家を作ることに関しての知識は蓄えてはいます。

しかし、それは実際に住む人の望んでいる家になっているのでしょうか?

設計事務所や工務店にどのような家を建てたいのか、どのような生活空間を望んでいるかを正確に伝えなければ理想の家を建てる事が出来ません。

それには、まず”家を知ること”が重要と考えます。

家の動線はどうするのが良いのか、使われている素材は何なのか、また現在、何が家の問題になっているかを皆様に説明していきたいと思います。